銀翼のイカロス

銀翼のイカロス

2014年8月2日読み始め。

2014年8月4日読み終わり。


なかなか決まり文句が出てこなかったけど、やはり半沢シリーズは面白い!

物語中はほとんどが厳しい言葉のやり取りの繰り返しで、期待通り、半沢がうまくスジの通ったことを言って勝つわけですが、先が読めるのに面白い。

まだまだ半沢が出世して、どんどん続編が出てきそうなので、今後にも期待大!

今度、過去の半沢シリーズを読み返そう。

マスカレードホテル

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

2014年7月2X日読み始め。

2014年7月26日読み終わり。

久しぶりの東野さん。東野さんはkindleにならない作家さんなので、本で読むしかない。

いろいろ、いろいろ伏線を張られてて、最後にどんでん返しで終わる、気持ちいい読み終わりだった。

舞台はほぼホテルの中のみ。ホテルの内情的なものも少し見えて、ホテルマンの譲れないポリシーに感動もした。

続編ももうすぐ発売、しかもいきなり文庫版ということで、今度読みたい。

麒麟の舌を持つ男

麒麟の舌を持つ男

2014年7月14日読み始め

2014年7月18日読み終わり

204品からなる料理のレシピを巡るミステリー。

最初はそこまで期待せずに読み始めたけど、読んでいくうちにどんどんハマってきて、最後のクライマックスは電車で泣きそうになるほど。

戦争の頃、料理にかけた1人の男の謎と、その謎を追う、これまた料理にかけた男の物語。

自分の地元のことも出てきて一層ハマった。

紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場

紙つなげ!  彼らが本の紙を造っている

2014年7月11日読み始め。

2014年7月12日読み終わり。

ちょうど震災の日と同じ11日の金曜に読み始めた。12日の早朝4時過ぎには緊急地震速報がなり、福島沖が震源地震が来て津波注意報が発表。小さい津波も観測された。


あの震災の日の石巻の人の行動、あれからの再建までの動き。実際に体験したわけではないけど、すごくリアルだった。

手に持っている紙がどこで作られているかなんて考えたことなかったし、電子書籍を読むようになって、本を「めくって」読むことの楽しさも欠けて、忘れつつあった。

本作を読んで、やっぱりめくって読まなきゃと思った。もちろん電子書籍の楽さはないし、電子書籍もやめられないけど、紙をめくって読みたい。

推定脅威

推定脅威

2014年7月2日読み始め。

2014年7月7日読み終わり。


新型の国産自衛隊機に次々と起こるトラブルに、メーカー、自衛隊の有志が立ち向かうドラマ。

航空専門家ならではの航空トリック、頭の中で映像が浮かび上がるような飛行シーン。自分の地元にあった小松基地が主な舞台ということで、存分に楽しませてもらいました。

次回作もとびきりの航空ミステリーを期待したい。